** 第67回 NHK紅白歌合戦 白組司会のこと
11/12、ツアーが始まった次の日。
ビックリするニュース。
相葉くんが紅白歌合戦の白組司会を単独で務める(かもしれない)。
........????????!?!?!?
状況が把握できなくて、ネット記事も全然読めなくて、何回も何回も同じ行を間違えて読んだりしながら、やっとやっと読み切った。
嬉しい。凄い。
心配や不安よりも単純に選ばれたことが嬉しかった。
やりたい!って手を挙げて任せてもらえるものではないし、きっとたくさんの人が考えて、いろんな意見が交わされた上での結論なんだろうって思えば思うほど、わたしが大好きで応援してきた人は、ほんとに凄いんだと思うしかなかった。
嬉しいも心配も一気に押し寄せて、でもまだ公式発表じゃないし、どうしていいかわからない感情に溺れそうになってたとき、NHKからの発表。
「第67回NHK紅白歌合戦」の司会者が決まりました。紅組司会は有村架純さん。白組司会は相葉雅紀さんです。紅白公式サイトには、お2人からのコメントも掲載しています。 #NHK紅白
あぁ、嘘じゃなかった。
本当に相葉くんが国民的番組の司会を単独で務めるんだ。
相葉くんからのコメントも発表されてた。
こんな大役を僕一人がお引き受けできる立場ではないと思い、本当に悩みました…。
でもこの先、僕の人生でこんな有難いお話は一生いただけないと思います。毎年年末に「あの時にお受けすればよかった…」と後悔するよりチャレンジさせていただきたいと決断しました。
今の僕には、ただただ全力で頑張ることしかできませんが、出場歌手の皆さまに気持ちよく歌っていただけるよう精一杯努めますので、どうか皆様よろしくお願い致します。
これを読んだら、いろんなこと考えて決断したんだなーって思って、急に泣けてきた。
でもやっぱり、いちばんは嬉しかった。
例えば主演映画とか、例えば単独の冠番組とか、どれもスタッフさん含め、全部相葉くん自身の努力の成果だと思っているから、日々真面目に一生懸命ひとつひとつ積み重ねてきたことが、次の何かに繋がる瞬間をリアルタイムで見られるって幸せだなあって思う。
一緒に喜べて、おめでとうって届けられて、それってほんとに幸せだし、応援しててよかったと思わせてくれるひとつ。
それと同時に、芸能界に入って20年経った今でも、常に新しいことに挑戦する強さをほんとに尊敬する。
そんなことを考えて泣きそうになりながら、札幌ドームへ。
昨日と同じようにコンサートは始まって、いつもと変わらない笑顔で相葉くんはステージの上で歌って踊ってた。
そんな、11/12のMC。
「今日は、この話しかないでしょう」
「そうだね〜」
この日、この瞬間の主役は間違いなく相葉くんだった。
自然と会場から拍手が沸き起こって、メンバー4人も会場全体もお祝いムード。
そんな中、相葉くんからご報告。
紅白歌合戦白組司会を務めることになったこと、過去嵐として5年やってきたけど1人は凄く心細いこと、みんなも心配だと思うけど応援してほしいということ。言葉を選ぶように、メンバーにファンに伝えてくれた。
コンサートとか、自分1人だけの空間ではないときに、みんなからのお祝いを1人占めするのは得意じゃないのか、お誕生日のときもそうだけど、相葉くんは少しだけ申し訳なさそうというか、困ったような顔よくしてる印象があって、この日もそんな風に見えた。
必要以上にあれこれは話さない相葉くんにメンバーから「いつ聞いたの?」「不安?」なんて、あれこれ質問が飛んで、それにひとつひとつ丁寧に答えてた。
話を聞いたのは1週間くらい前。腰が抜けそうなくらい驚いて、ドッキリかと思ったこと。事務所の偉い人と2人だったから、これはドッキリじゃないと思ったこと。自分に務まるか考えて、すぐに受けるとは返せなくて、一晩時間をもらったこと。一晩考えて、この先後悔しないように、引き受けることを決めたこと。
何を考えたんだろう、どんなことに悩んだんだろう。
正式に発表されたとき、きっと相葉くんはもっともっと前に話を聞いていて、自分の中で消化して前を向いて、進んでるんだと思っていたけど、1週間前には悩んでいて、大きな決断をして間もなかったってことだよね。
だから、自分の口から伝えられる場が、味方しかいないあの空間でよかったって思う。相葉くんが思ってる以上に相葉くんはみんなから愛されてて、少なくともわたしの周りの席の人たちは、みんな笑顔で相葉くんに拍手を送って、喜んでた。あの日のあの相葉くんへのエールとか愛が、少しでも本人まで届いてて、不安やプレッシャーを跳ね除けたり頑張ろう!って思えるパワーのひとつになっていたらいいなって思う。
あとは、何より4人と一緒の場で、発表できたのも、本当によかった。15時のNHKのニュースをみんなで見て「おめでとう!」ってしたって翔くんだったかな?が話していたけど、仲間からのエールこそ、きっともの凄いパワーになると思うから。
智くんは、普段大人しいのに紅白司会の話になると「楽しみにしてるよ!」「練習しなよ!」って大きな声で、声をかけてあげてた。決して「頑張れ」とは言わずに、相葉くんが白組司会であることを肯定するように、優しくて強い言葉で、相葉くんが不安にならないように、ふにゃっとした顔で笑いながら。
ちゃんと智くんは見ててくれる。大丈夫。
翔くんは、相葉くんの不安やプレッシャーをいちばん理解してあげられる人だと思っていて、だからこそ「不安?」って聞いてあげられたんだろうなって思う。「ちょっとハプニングあってほしいもんね」なんて笑ってて、相葉くんが気負い過ぎないように、伸び伸びできるような言葉をたくさんかけてくれる。
翔ちゃんは絶対支えてくれる。大丈夫。
潤くんは、純粋に相葉くんの司会を喜んでくれている気がする。もちろん他のメンバーもそうなんだけど、いちばんキラキラした顔で相葉くんのことを見てた。「白組司会の相葉雅紀さん!」って笑顔で言ってた。その真っ直ぐな期待が相葉くんのパワーにもなると思う。
潤くんは必ず味方でいてくれる。大丈夫。
そして、にのちゃん。たぶん誰よりも心配してるんじゃないかな、って思う。素直じゃないから「ずっと5人でやってきたのに、2・3年で1人で!」みたいに屁理屈言ってみたり、「今の司会っぽかった!」なんて茶化してみたり。でもそう言うと、不安気で真剣な顔してる相葉くんが笑うんだよね。「いじるな!」って笑顔になるんだよね、それでにのちゃんが安心するんじゃないのかな。
にのちゃんは笑顔にしてくれる。大丈夫。
このにのちゃんを見てて、相葉くんが初めて1人で座長を務めた舞台の初日を観に行ったときもゲームニッキを思い出した。
久しぶりの舞台。初めての座長。とにかく緊張でソワソワしてたという相葉くん。
落ち着かない彼に大丈夫だよなんて言葉は安っぽく…
というか今の彼に似合ってないと思い、いつものごとくバカにしたりくだらない事を一人ではありましたが、くっちゃべっておりました。そんな光景にあきれたのか?
彼は一瞬ではありましたが笑いました。それを見て安心したわたくしは、客席へと移動しました。
不安そうな相葉くんをきっといつも以上に、ふざけて笑顔にしてくれた二宮くん。その一瞬の笑顔にホッとしたんだろうね。そうやって笑えるまで隣にいてくれたんだろうね。
無事に全て終わり、カーテンコールの時に、客席はスタンディングオベーション。
わたくしはそのお客さんの間から見える彼を見た時なんだか一人感慨深くなり立てませんでした。
初日を無事に走り切った相葉くん、この日泣いちゃったんだよね。最後まで走り切った姿にきっと感動したというか、ホッとしたというか、いろんなこと考えたんだろうな。
これに今回のことも重なる。初めて相葉くんが1人で挑戦する紅白歌合戦の白組司会。きっと二宮くんは不安そうな相葉くんもたくさん見てるだろうし、心配もしてるはずだから、決して気負い過ぎないように、いつもの相葉くんが出せるように、ふざけてみたりして、相葉くんを笑顔にしてくれたのかも、って。
結局本人たちがどんな想いでいるのかなんて、わからないけど、見守ってくれる智くんがいて、不安を受け止めてくれる翔くんがいて、笑顔にしてくれる二宮くんがいて、真っ直ぐにエールをくれる潤くんがいて。「頑張れ!」ってむやみに言うんじゃなく、それぞれの方法で相葉くんを想って、紅白司会を楽しみにしてくれているって心強いよね。
当日までに何回もコンサートがある中で、何度だって4人は応援してくれると思う。それが少しでも相葉くんの不安を拭ってくれますように。
当日、無事に走り切れますように。
ほんと愛されてるなぁ。
改めて。
第67回 NHK紅白歌合戦 白組司会 おめでとう。
あなたのファンでいられること、とっても幸せに思います。